さむかわ さわやか ちょこっと ウォーキング
寒川町は、都心から約一時間で、都会の喧騒から離れつつ、野菜や花や果物の直売所へ寄ったり、路傍の石の歴史を探ったりしながら、気軽に、ゆっくり、ウォーキングを楽しめる町です。
直売所は、季節によって、扱っているものが変わり、四季折々の産物を楽しめます。
JR東日本 相模線の寒川、宮山、倉見の各駅で下車して、手軽なウォーキングを楽しんでみませんか。
縄文遺跡を歩く
歩き始める前に
寒川町の岡田遺跡は、日本でも最大級の縄文時代集落です。しかし、埋め戻されたため、現地では、当時の様子を窺い知ることはできません。
そこで、まず、文化財学習センターで、遺跡が発見された時の様子や、出土品を見て、縄文時代をイメージしてから歩き始めることをお勧めします。
現在の街並みから、縄文時代や弥生時代の姿をイメージするのは難しいかもしれません。歩いて起伏を感じていただくと、多くの人々がこの地を選んだ理由がわかるかもしれません。
このコースは、縄文時代の遺跡のみならず、弥生時代の遺跡や、江戸時代初期の史跡も含まれています。
コース
JR東日本 相模線 寒川駅→車地蔵(江戸時代初期)→文化財学習センター→中原街道(江戸時代初期)→宮山遺跡(弥生時代後期)→大蔵東原遺跡(縄文時代前期)→岡田遺跡(縄文時代中期)→高田遺跡(弥生時代後期)→寒川駅
←寒川駅改札を出て左(南口方向)へ向かうと、階段脇に文化財学習センターへの道順を示すポスターが貼ってあります。
←寒川駅 南口
←コンビニ
寒川駅から文化財学習センターへ向かう道筋、交差点にあります。
←寒川町文化財学習センター
一之宮小学校の一角にあります。
(トイレ)
←和菓子店(さがみや)
お土産に寒川の特産品「寒川最中」はいかがですか。
文化財学習センターから中原街道へ向かう途中、踏切の手前にあります。
←地蔵尊
寛延2年(1749)造
左:「さがみや」から来た道
右:中原街道。この先平塚へ向かいます。
←中原街道
この先、坂を少し登ると、宮山遺跡です。更にその先は、江戸へ向かいます。
←宮山遺跡(現オリーブの丘公園)
寒川小学校の南側でも、弥生時代後期(Ⅴ期)の環濠集落と方形周溝墓が発見されています。
←中原街道(小谷辺り)
中原街道も、寒川町北端へ差し掛かります。
←中原街道(北端)
寒川町域の中原街道はここが北端です。
←コンビニ
中原街道(北端)にあるコンビニ。
県道45号を渡る時は、この手前の陸橋か、この先の横断歩道を渡りましょう。
←手作りパンの店
コンビニの先にある手作りパンの店、ル・グランロンフルモン。
県道45号を渡る時は、この先の横断歩道を渡りましょう。
←大蔵(おおぞう)集会所
右手の道を進むと、大蔵東原遺跡へ行きます。
←大蔵東原遺跡(現湘風園)
一万数千年以上前の旧石器時代の礫郡(れきぐん)が確認されています。
縄文時代前期の竪穴住居址も確認されました。
写真中央が大蔵東原遺跡の説明板です。
←岡田遺跡(現越公園)
縄文時代中期を中心とした巨大集落が確認されました。
←高田遺跡(現在は住宅地)
弥生時代後期(Ⅴ期)の環濠集落や、方形周溝墓等が発見されています。環濠上層から、東海地方の影響が見られる土器が多く確認されています。
←シャトレーゼ 湘南さむかわ店
遺跡は、小高い丘の上にあります。高田遺跡から少し坂道を下ると、県道45号線へ出ます。南へ進むと寒川駅へ出ます。
←新仲通り商店街
県道45号線から1本西側に新仲通りがあります。食事や買い物に好都合な商店が並んでいます。
←ピッコロ コーヴォ(Piccolo Covo)
イタリアン レストラン。お得なランチセットあります。ドラッグセイムス寒川駅前薬局の北側です。
←まちのうどん屋さん 茶房留2
ここまでくれば寒川駅はもうすぐ。
ウォーキングの後は「うどんではお腹が一杯にならない」と仰る方々、メガ盛りは如何でしょう。